ファイルメーカーというソフト名、あまり聞かないかも知れません。
実は歴史のあるデータベースソフトで、iPodが発売される前からありました。
プログラミングの勉強をしなくても直感的に高度なデータベースが構築できるので、昔からの熱狂的なファンが多いソフトです。
最新バージョンは、2023年にリリースされたバージョン20があります。iPhoneやiPadとの連携もできますし、Siriの操作、NFCタグの読み取りといった最新技術もサポートされています。
昔からのソフトとはいえ、IT技術の進化に合わせてどんどん機能がブラッシュアップされています。
ファイルメーカーの特徴
ファイルメーカーは、リレーショナルデータベースソフトのひとつです。
データベースというと、なんとなく難しいという印象がありますが、プログラミングに詳しくなくても直感的にデータベースができるという、素晴らしいソフトです。
米国本社は、Claris International Inc.で、Apple社の子会社です。
ファイルメーカーの種類
ポイント
- Filemaker Pro
- Filemaker Cloud
- Filemaker Server
- Claris Connect
- Filemaker GO
ファイルメーカーのソフトの種類は、大きく分けて上にある5つに分けられます。
個人でスタンドアローンで想定するのは、1番上のFilemaker Proと一番下のFilemaker GOになります。
Filemaker Proは、WindowsかMacのパソコンにインストールする形になります。Filemaker Goは、iPadやiPhone上でファイルメーカーを使いたい時専用のアプリです。無料ですが、新しく画面を開発したりとかできません。
真ん中のFilemaker CloudとFilemaker Serverは、インターネット上にセットしたファイルメーカーを操作し、複数人でのデータ共有が必要な場合です。どちらかといえば、中小企業などの法人向けで、個人で使う分にはそこまでは必要ないと思います。
Claris Connectは、twitterとかDropboxなどのネット上の著名なアプリを統合・連携できるサービスです。
Filemaker Proの価格
ポイント
Filemaker Pro 19 シングルライセンス 69,696円/ライセンス(税込)
アップグレードの場合は、41,800円/ライセンス(税込)
個人で使う場合は、最新版のFilemaker Proをパソコンにインストールすれば、十分だと思います。
これだとデータ共有できないのでちょっと不便ですが、パソコンを持ち運ぶか、iOS用の無料のFilemaker Goと連携して使う方法もあります。
私は、パソコンを持ち歩いてます。(ちょっと重いですけど)
インストールする方法
個人で使う場合は、ファイルメーカーをパソコンにインストールします。WindowsでもMacでもインストールできます。
ファイルメーカーのホームページから無料試用版ファイルをダウンロードして、パソコンにインストールすればすぐに使うことができます。
無料試用版ファイルは、Filemaker Pro 無料評価版のページからダウンロードできます。
無料試用版は45日間フル機能を使えます。その期間でブログ管理のデータベースを作ってみると良いと思います。
45日間使ってみて気に入らなければ、ライセンスを購入しなければ良いだけです。
ライセンスの購入は、個人で使う分に関してはシングルライセンスで十分だと思います。
一度データベースの使い方がわかると、あとは簡単です。どんどん応用して、自由にカスタマイズしていけます。
私はブログの記事を管理したり、ブログの売上を管理したり、記事ごとのアクセスを管理したり、とブログ運営にまつわる様々なことをファイルメーカー上で管理しています。