広告で稼ぐタイプのブログ運営は、リスクは少ないが裏がある

好きなことをやってお金を稼ごう!

今や個人でも情報を発信することで生活することができるようになった。

というようなことが、特にネット上ではよく言われています。

確かにそれは当たっています。

やりようによって」は、たしかに個人でも情報発信で生活できるレベルまで来ています。

でも、なぜそんなことが可能なのか?

それはきちんとしたビジネスモデルが整っているからです。

そのビジネスモデルとはつまりはこういうこと。

自分の好きなことをやって、その体験を文章や動画で無料で配信することで、広告収入を稼げるというビジネスモデルです。

しかもアフィリエイトプログラムなどを組み合わせることで、億単位の売上を上げる人もいます。

アドセンスやアフィリエイトは在庫を持たなくて良いので、リスクが少なく個人でも稼ぎやすいと言われているほどです。

でもよく考えてみると、確かにリスクは小さいけれど、そこには裏があるということに気づくと思います。

ブログで簡単に稼げるビジネスの表側

アドセンスやアフィリエイトなどの広告は、導入がいたって簡単というメリットがあります。

一応審査はありますが、きちんとガイドラインに従ったサイトを作っていれば、そんなに問題はありません。

広告を貼り、読者がクリックしてくれたり、紹介した商品を買ってくれたりすれば、それだけでチャリンチャリンとお金が入ってきます。

ブログを所有していれば、ブログがどんどんお金を稼いでくれるのです。

あなたが寝ていようが、なにしようが関係ありません。読者を惹きつけられるコンテンツを作りさえすれば良いわけです。

ブログの効率的な稼ぎ方に関するノウハウも、ネットで探せばたくさん出てきます。コツさえ覚えれば、どんどん稼ぎを増やしていけます。

こんな美味しい話はありませんよね。

ブログで簡単に稼げるビジネスの裏側

広告収入は、手数料が天引きされてます

しかしデメリットは、広告の売上の大半を仲介業者(例:グーグルやASP)に中抜きされていることです。

中抜きというと聞こえが悪いですが、これは別に悪いことをしているわけではありません。ビジネス上、すごく真っ当な行為です。

広告を配信する仕組みは、グーグルやASPが構築したシステムや広告主を獲得する営業力を利用している形となります。なので、仲介料が発生するのは仕方の無いことです。

中抜きされるのが嫌なら自分で広告を取ってこいよ、という話です。

広告単価は誰かが決めていて、自分では口が出せない

さらに言うと、ブログ運営者は自分の努力で広告掲載単価を決められません。広告単価に交渉できる余地はほとんどないのです。

広告の売上は、それとは別次元のところで勝手に決まるのです。

つまり、広告主と広告仲介業者の間で決まります。

ブログ運営者は、そこには介入できないのです。

いや、広告を掲載する媒体として間接的には介入しているのかもしれないけれど、発言や交渉はできません。口をきけない仕組みになっています。ASPの場合は、特単とかあるけど、それはほんの一部の人だけです。

商品を売ることと売上は直接結びつかない

通常の商売であれば、商品をいかに売るかという視点でお店を経営します。

でも広告依存型のブログの場合は、商品はコンテンツになりますが、商品は無料です。

つまりお金にならないのです。

しかも、いくらコンテンツの質を高めても、量を増やしても、無料のままです。

いくらコンテンツの質を高めても、良を増やしても、それでアクセスが増えるとは限りません。

コンテンツの質が高いからといって、永遠に1位をキープするなんてことは、絶対に起こりません。一晩で圏外に吹っ飛ぶこともあります。

つまり、コンテンツという商品の質を高めても量を増やしても、売上が上がるという保障はどこにも無いのです。商品の質を高めていくことでたくさん商品を売り、売上を増やすという普通の考え方が通用しないんです。

商品を売ることと、ブログの売上は直接結びつかないのです。

「商品を売る」という発想ではなく、アクセスを増やすという別次元の方向で頑張るしか無いのです。

個人運営のサイトのアクセスはもう上がらないかもしれない

あなたのブログ、アクセス数下がっていませんか? もし下がっているなら、もしかしたら、もうアクセスなんてそうそう上がらないかもしれませんよ。 どんなにSEO対策しても、これからはもう検索順位が上がらない ...

続きを見る

サラリーマンの給料より不安定

ブログの売上を増やすために自分ができることは、つまるところアクセスを増やすことだけです。

アクセスを増やした報酬として、どこかの世界で勝手に決まった単価を元にした金額がもらえるわけです。

これってよく考えると、サラリーマンの給料より不安定です。

サラリーマンの給料は多少の増減があるとはいえ、だいたいの額は決まっていますよね。毎月もらえる給料の額は、年間通してだいたい一緒です。

でも、これに対して広告依存型のブログ運営の収益は極めて不安定です。

アクセスが良いときは、右肩上がりでガンガン売上は伸びますが、アップデートで吹っ飛んでアクセスがガタ落ちすれば、翌日から売上がゼロになることも十分有りうることです。

それと、これはあまり多くの人は考えない部分ですが、検索キーワードの需要ってかなり不安定です。

人の心って変わりやすいですから、今まで1万人単位で毎日検索されていたキーワードが、ある月を境にパッタリ検索されなくなることも多いです。

こうなると、もう予測は不可能。いろんなツールを使って分析しても、無理。

2020年以降、ブログ運営者は収益構造を見直すべき理由

こちらのページで、ブログで個人が簡単に稼げる時代の終わりが始まったと書きました。 はっきり言って、今の状況、すべて個人サイトに不利なように見えます。 このまま行くと、個人でブログ運営している人は、どん ...

続きを見る

不況に弱い広告収入

もっというと、リーマンショックとか新型コロナとかの大規模な不況があれば、広告事業はもろに打撃を食らいます。

企業は広告宣伝費を削ったりしますし、消費が落ち込めば買う人もいなくなります。

民放テレビ局、グーグルやTwitterなど広告がメインビジネスの企業は、新型コロナの影響で収益を落としています。

これは大きな企業だけの世界のことではなく、アドセンスなどのネット広告にも如実に反映されていて、広告収入を当てにしているブロガーやユーチューバーも大きな打撃を受けています。

アドセンス・アフィリエイトで食える時代は終わった

とっても残念なお知らせです。 どうやら、これまでのように個人がブログ書いて、ブログの広告費(アドセンスやアフィリエイト)で生活していく時代は終焉に向かいつつあります。 とっても残念ですが、ゲームのルー ...

続きを見る

広告収入依存型ビジネスで儲けるコツ

ここまで、広告で簡単に稼げるビジネスの裏側を見てきました。

広告依存型のビジネスには、さまざまな障壁があり、そんな美味しいビジネスではないな、と感じたことと思います。

でも世の中には、広告依存型のビジネスをやっているのに大きい会社がありますよね。

民放のテレビ局とか、そうですよね。グーグルとかFacebookも広告で儲けていますね。

そういうところは、無料でコンテンツを放送して、広告料で儲けています。

民放テレビと個人ブログの違いはどこにある?

だから、ブログもうまくやれば、広告で儲けられるのではないか?

民放テレビができているんだから、それをブログに応用すれば良いのではないか?と思うかも知れません。

だけどよく考えると、民放テレビ局って数が制限されています。

グーグルやFacebookにしたって、ネットで一人勝ちしている企業です。

つまり、民放テレビもグーグルやFacebookも、競合する数自体が少ないのです。

これに対して、ブログの場合は、競合相手は無限にあります。

競合相手の数がキーポイント

広告依存型ビジネスは、競合相手が多くなればなるほど儲からない構造にあると思います。(こう考えると、ユーチューバーもだんだん稼げなくなっていくでしょうね)

だからこそ、地上波の民放テレビの数は多くしないのです。

本当は非効率なブログのビジネスモデル

広告依存型のブログ運営のビジネスモデルとは、ひとことでいえばこういうこと。

商品を売ることとは直接関係無いことを頑張って、誰かが勝手に決めた報酬を、金額に関係なくありがたく受けとるというビジネスモデル。

しかもその報酬の何割かは、だれかのポケットに入る構造になっています。

考えてみれば、すごく非効率なビジネスモデルかも知れない。

アドセンスとかアフィリエイトって、在庫を持たない商売だから、リスクの少ないビジネスだと言われています。

それはそれで正しいとは思いますが、リスクの少なさには実は裏があるんだ、と言うことは頭に入れておいた方が良いでしょう。

リスクが少ないがゆえに、競合は多いし、収益は安定しないし、売上単価の交渉はできないし、できるとしたら記事を書くだけ。

しかも記事を書いても、売上が増える保障は無いのです。

広告依存型のビジネスモデルは転換点にある

それでも日本とアメリカの景気がよかった2019年までは良かったのです。

新型コロナパンデミックの影響で2020年以降は不況になるから、広告収益は減る一方です。

検索アルゴリズムのアップデートで、個人ブログが検索上位に食い込むチャンスも減る一方。

不況だからモノも売れません。したがってアフィリエイト発生も減ります。しかもITPの影響でアフィリエイト計測が不完全になるから、無料で誰かの商品を宣伝しているだけとなります。

今は転換点にあります。

このまま広告依存型を続けていても、良い未来はすぐにはやってこないでしょう。

個人で情報発信して食べて行くのであれば、ここで大きく方向転換するべきなのです。

広告収入の他に自分で売る商品を開発して、自分のブログで販売することを考えるタイミングに来ているのではないでしょうか。

コロナ以降のブログ運営

これまでは個人でもブログを運営してアドセンスやアフィリエイトからの収入で、稼ぐことはできました。 ある程度真剣にやれば月5万は楽にクリアでき、15万や20万に到達するのも決して不可能ではありませんでし ...

続きを見る

まずは、複数のサイト管理ツールを構築しよう

ブログやWEBサイトの運営・管理システムを構築するための土台となる、サイト管理データベースを作成してみませんか?

このブログでは、ファイルメーカーを使って、基本的なサイト管理データベースを作る方法を紹介しています。

この動画では、必要最低限のフィールドに絞っていますので、誰でも簡単にサイト管理の基本的なシステムを構築することができます。

一度このシステムを作ってしまえば、後から好きな項目を自由に追加できるようになります。

また、将来的にアクセス管理や記事管理などといった拡張にも対応できるような設計なので、これから複数サイト管理をしていきたい方にも最適です。

プログラミングの知識は不要です。初心者でも簡単に構築できます。

オススメ
初心者OK!複数ブログの運営ツールをゼロから作ろう!

【複数ブログ運営は、まずはここから!】 ブログやWEBサイトの運営・管理システムを構築するための土台となる、ブログ管理データベースを作成します。 ファイルメーカーを使って、基本的なブログ管理データベー ...

続きを見る

  • この記事を書いた人
broccoli_nobita

broccoli_nobita

ファイルメーカーを使って、しっかりブログで稼げるシステムづくりを日夜研究しています。初心者でも簡単に自分仕様にカスタマイズできるように解説します。

© 2020 複数ブログ運営講座