一人起業に必須ツール「ファイルメーカー」の魅力

ファイルメーカーを使いだして、すでに十数年経ちます。→プロフィール

サラリーマン辞めて起業してからは、プライベートと仕事の両面でファイルメーカーが大活躍。今ではもうファイルメーカー抜きでは、仕事がスムーズに回らなくなるほど。

所有しているWEBサイトやコンテンツ管理はもちろんのこと、アクセス分析ツール、PDCAツールやタスク管理としてもガンガン使っています。

ファイルメーカーの一番大きなメリットは、こんなシステムがあればもっと仕事が回る、もっと効率化できる!というアイデアがひらめいたとき、すぐにそれを形にできること。

そこには、C言語とかPythonとかといったプログラミング言語は、ほとんど必要ありません。直観とひらめき、そして欲求があれば、ほぼ実現できちゃいます。

必要なのは自分のアイデアと作る時間だけ。

市販のソフトには、こんなことは到底無理です。

私からいわせれば、ファイルメーカーは、会計ソフトやマイクロソフトの「オフィス」と並ぶ、起業のマストアイテムのひとつだと思います。

このページでは、ひとり起業の味方「ファイルメーカー」の魅力について熱く語ってみようと思います。

ファイルメーカーとは

ファイルメーカーの特徴

ファイルメーカーは、リレーショナルデータベースソフトのひとつです。

データベースというと、なんとなく難しいという印象がありますが、プログラミングに詳しくなくても直感的にデータベースができるという、素晴らしいソフトです。

米国本社は、Claris International Inc.で、Apple社の子会社です。

ファイルメーカーの種類

ポイント

  • Filemaker Pro
  • Filemaker Cloud
  • Filemaker Server
  • Claris Connect
  • Filemaker GO

ファイルメーカーのソフトの種類は、大きく分けて上にある5つに分けられます。

ひとり起業で想定するのは、1番上のFilemaker Proと一番下のFilemaker GOになります。

Filemaker Proは、WindowsかMacのパソコンにインストールする形になります。Filemaker Goは、iPadやiPhone上でファイルメーカーを使いたい時専用のアプリです。無料ですが、新しく画面を開発したりとかできません。

真ん中のFilemaker CloudとFilemaker Serverは、インターネット上にセットしたファイルメーカーを操作し、複数人でのデータ共有が必要な場合です。どちらかといえば、中小企業などの法人向けで、個人で使う分にはそこまでは必要ないと思います。

Claris Connectは、twitterとかDropboxなどのネット上の著名なアプリを統合・連携できるサービスです。ひとり起業では、そこまで使わないので、今回は言及しません。

Filermaker Proの価格

価格

Filemaker Pro 19 シングルライセンス 57,600円/ライセンス(税抜)

アップグレードの場合は、22,800円/ライセンス(税抜)

ひとり起業の場合は、最新版のFilemaker Pro 19をパソコンにインストールすれば、十分だと思います。

これだとデータ共有できないのでちょっと不便ですが、パソコンを持ち運ぶか、iOS用の無料のFilemaker Goと連携して使う方法もあります。

私は、パソコンを持ち歩いてます。(ちょっと重いですけど)

高い?安い?

で、Filemaker Proの価格が安いか高いかの問題ですが、税込みだと6万オーバーするので、最初に支払う金額としてはちょっと高く感じるかと思います。

でも一度インストールすれば、アップグレードするまでずっと使えます。けっこう1〜2年で頻繁に新しいバージョンがリリースされていますが、それでも古いバージョンで5〜6年は使い倒せます。

アップグレードするにしても、半額以下で最新版を購入できますし、これで仕事にもプラベートにもいろいろ使えることを考えると、十分元はとれると考えています。

とはいえ、最初の6万円はけっこう負担に感じる方もいらっしゃるとおもいますので、そういう方は、無料でフルバージョンを試せるお試し期間が45日間ついている「無料評価版」がおすすめです。

私も最初はこの「無料評価版」を使ってみて、気に入ったので購入しました。

Filemaker Pro 無料評価版

なぜひとり起業に便利なのか?

ポイント

  1. プログラミングに不慣れな人でも直感で操作できる
  2. 自分専用のシステムを自分で構築できる
  3. 自動化できる
  4. 情報をストックして活用できる
  5. タスク管理ができる
  6. プライベートの管理もできる
  7. iPhoneやiPadと連携できる

ひとり起業って、全部の仕事を自分ひとりだけで行わないといけません。

営業から経理処理から何から何まで、全部を一人でやらないと行けないです。

ひとりだから気楽といっちゃあ気楽なのですが、一人で全部やるとなればけっこう大変です。

毎回同じようなタスク系の仕事に時間も工数も取られてしまい、本来やるべき重要な仕事の時間が少なくなることも多いです。

それでも外部に仕事をアウトソースするにしてもコストもかかります。かといって、システムを組むにしても業者に発注すればそれこそ何百万もかかります。

結局、なんとかならないかなーとモヤモヤした気持ちを抱えながら、毎回同じような仕事を繰り替えているんです。

でも、ファイルメーカーなら、こうしたらもっと改善できそう!というアイデアを具体化できてしまいます。

毎回同じような処理をするなら、自動化や省力化もでき、本来やるべき仕事に集中することができてしまうんです。

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プログラミングに不慣れな人でも直感で操作できる

ファイルメーカーを一人起業の業務ソフトとして使う最大のメリットは、難しいプログラミング知識が無くても簡単に構築できてしまうところにあります。

簡単にいえば、データを入れる箱を作って、画面にその箱を配置するだけ。

そして、データを適宜インプットしていけば良いだけです。

検索したり、データを比較したり、グラフを作ったりするのは、ファイルメーカーの機能でサクッとできてしまいます。

もちろん、関数を使ったりの計算式もありますが、エクセルで関数を使ったことのある人なら、かなり簡単なはず。

自分専用のシステムを自分で構築できる

画面構成

ファイルメーカーのもう一つのメリットは、こんな機能が欲しい!と思ったことを、すぐに実現できてしまうところです。(まあ、やり方がわからない!と四苦八苦することもありますが。)

市販のパッケージソフトだと、ここをこうしたい!と思っても、うまくできないことが多いです。

Google Analyticsとアフィリエイトの実績と、記事ページの修正履歴を結びつけたいなあと思っても、市販ソフトではなかなかそういうのはできません。

でも、面白いことにファイルメーカーならできてしまうんですよ。

自動化できる

実績データを取り込む

3つ目のメリットは、仕事を自動化・省力化できること。

毎回同じことを繰り返してる作業的な仕事も多いですよね。

たとえば、毎日のアクセス実績を確認するのに、Google Analyticsを見て、各ASPを見て、Google Adsenseを見て・・・・・・・・・、なんてやってませんか?

でも、ファイルメーカーなら、ボタンひとつでデータをインポートできてしまいます。

さらにインポートしたデータを計算して、前月比を出したりグラフ化したりも一瞬。

毎日やることはいろんなサイトをクリックすることではなくて、データを分析し、なにをどうやって改善し、実行するか、ですよね。

情報をストックして活用できる

ファイルメーカーは、データベースソフトなので情報をどんどんストックしていきます。

すると、昔と比べて今の状態はどうか?

売上が良かった2年前と今はなにが違うのか?といったようなことがすぐに分かります。

私の場合は、記事ごとの修正履歴を残していますので、その履歴とページごとのアクセス実績を連動させて、どんな変更をおこなったらどのぐらい効果があったのか、すぐに把握できるようにしています。

効果が無いと判断すれば、元にもどせますし、効果があると判断すれば、他の似たような状況のサイトや記事にも横展開することができます。

プライベートの管理もできる

ファイルメーカーは、仕事の面だけで使うのはもったいない。

日記帳にも使っています。

自分の読んだ本をデータベース化しておき、あとでブログの書評に使ったりもしています。

あとは服薬管理としても使っています。

私は頭痛持ちなので、頭痛薬を飲んだ日を記録しておき、それを医者に見せたりして使っています。

お小遣い管理とか、年間支出管理とか、自分年表とか、欲しい物リストとか・・・・・・・・・。もう、いろいろ使っています。

あとは、秘密日記。パスワードでがっちり管理した、自分しか読めない日記もなんかも。

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iPhoneやiPadとも連携できる

無料のFilemaker Goを使って、iPhoneやiPadとも連携できるのが便利です。

iPhoneで写真を撮って、その写真をそのままデータベース化できるので良いですよ。

バーコードの読み取り機能や、NFCの読み取りといったこともできちゃいます。

デメリット

ポイント

  • 値段がちょっと高い
  • 自分で作る手間がかかる
  • PC持ち運びが面倒
  • Androidとの相性が悪い

なんかちょっと良さそうな感じのファイルメーカーですが、個人で使う分にはデメリットもあります。

値段がちょっと高い

私が実際使ってみて感じるデメリットが、一番初めにかかる金額。6万円はやっぱりちょっとハードルが高いと感じてしまいます。

アップグレードの値段も半値以下とはいえ、個人でポン!と出せる金額じゃないですし。

そりゃ、アフィリエイトで儲かっていれば、6万円なんてすぐ出せるかもしれないですけど・・・・・・・・・。

まあでも、機能と使いやすさを考えれば、妥当かもしれません。

実際一回インストールしてしまえば、その後ずっとお金のことを考えなくても使えるので、ストレス無いですしね。

自分で作る手間がかかる

ファイルメーカーを購入しても、データは何も入っていません。

データを入れる入れ物づくりから始めなければならないので、そこがデメリットかも。

もちろん作る楽しさもあるわけですが、データベースの設計などの手間を考えれば市販のパッケージソフトを導入した方が楽と考える人も多いはずです。

本来の仕事時間を削ってデータベースを作るので、それだけ仕事に影響が出る、と考える人もいるでしょう。

でも、自分でイチから作るので、それだけ実際の業務に沿った仕組みができる訳でもあります。

たとえ、データベースの仕組みづくりで営業時間を10時間ロスしたとしても、作業効率をトータルで10時間以上アップさせれば十分元が取れますし。

こういうふうに考える人にとっては、ファイルメーカーがかなりオススメ。

PC持ち運びが面倒

Filemaker Proは、パソコンにインストールするタイプのソフトなので、ネット経由のデータ共有ができません。

Dropboxとかにファイルを突っ込んで共有という手も無いわけではないのですが、ファイルが壊れたり、どれが最新かよくわからなくなるので、私は使いません。

私は、仕事は自宅とオフィスと喫茶店の3箇所でやりますが、データ共有ができないので、2キロの重さがあるパソコンを持ち歩いています。

これがけっこう負担。バッグが重い・・・・・・。

まあ、iOS用にFilemaker Goのレイアウトを新しく作って連携すれば良いだけなんですけど。なかなかそこまでできてないの実情だったりします。

Androidとの相性が悪い

Filemaker Goは、iPad / iPhone用の専用アプリなんです。

Android版が無いのが不便。

Appleの子会社なので、仕方がないのでしょうか。

ファイルメーカーの導入はトータルで考えると安い

月2,000円のサブスクリプションより安くなる?

Filemaker Proは、一度インストールすれば、アップグレード以外で余計な費用はかかりません。

古いバージョンでも6年ぐらいは使えます。(だましだましだと、もっと使えるかも。)

たとえば、サブスクリプション型のソフトで月2,000円で考えると、年24,000円。4年で96,000円。6年で144,4000円。

ちなみに月1,000円だと、6年で72,000円

これを考えれば、自分仕様にカスタマイズできるファイルメーカーは、非常に安いといえます。とは言え、サブスクリプションだと常に最新バージョンを使えるというメリットはあります。

でもぶっちゃけて言えば、最新バージョンを使えるのはいいんですけど、常に最新を追いかけるのは正直キツイんですよね。

有料アプリのコストカットになる?

有料のTODO管理アプリや分析ツールを使っていますか?

これらのソフトは、ファイルメーカーで自分の好きなように作れます。

作る工数がかかりますが、毎月支払っているアプリ代をコストカットできます。

たしかに市販のパッケージソフトは、購入してすぐに利用できる点がメリットです。でも、自分のやりやすいようにカスタマイズするのはとてもむずかしいんです。

かと言って、ソフトウエア会社にシステム開発を頼めば莫大な費用と時間がかかります。ひとり起業にそこまでの余裕はありません。

反面、ファイルメーカーの場合は、いくら簡単にシステム構築できるとはいえ、イチから開発する手間や工数がかかります。

それでも、自分のやりやすいようにシステムを作れるという大きなメリットには代えがたいものがあります。

私は以前有料のTODO管理アプリを使っていましたが、結局ファイルメーカーで自分の使いやすい様に作ってしまいました。

しかも、仕事のPDCAサイクルと連動させるようにもしたり、コンテンツやアフィリエイト広告案件とも紐付けているので、かなり効率的になってしまいました。

こういうシステムを開発しようと思えば、数百万はかかるでしょうね。それが全部タダで作れちゃいました。しかも仕事の隙間時間にちょこちょこ作ったので、気づいたらできてたみたいな感覚。開発工数や時間がかかった印象もなし。

こう考えれば、ファイルメーカーも十分選択肢に入ってくるのではないでしょうか?

まずは簡単な日記帳から作ってみては

ファイルメーカーの便利さはわかった!

どうやって作ればわからない、という人もいらっしゃるでしょう。

そういう場合は、簡単な日記帳システムや住所録を作ってみるのをオススメします。

書店に行けば、ファイルメーカーの解説本がたくさん並んでいます。

それらの解説本には作り方が詳しく書いてあるから、それを参考に作ってみると良いです。

レゴみたいな感覚で意外とサクッとできてしまいますよ。

私も最初は日記帳を作ることからはじめました。

その日記帳は、2009年から使っていて、もう11年も使っています。当然、自分の使いやすいように進化していっています。

11年前の記録が瞬時に検索できるし、来年の自分に手紙を出して、来年になったらその手紙を見たりするといった使い方もできるから、とっても面白いですよ。

ファイルメーカー、とってもオススメ。

45日間の試用期間もあり、使い勝手を試すこともできます。

Filemaker Pro 無料評価版

有料ですが、簡単な日記の作り方もこちらのページで紹介しています。

プログラミングの知識不要でできてしまうので、初心者にも最適ですよ。

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broccoli_nobita

ファイルメーカーを使って、しっかりブログで稼げるシステムづくりを日夜研究しています。初心者でも簡単に自分仕様にカスタマイズできるように解説します。

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