エクセルはブログ管理ツールとして使えるか?実践してわかった限界

私はブログを始めて最初の数年は、ブログの売上やアクセス実績の管理ツールとして、エクセルやMacのナンバーズを使っていました。

しかし、結局エクセルでは管理できる内容に限界があると感じ、データベースソフトであるファイルメーカーでの管理に切り替えました。

結論から言うと、エクセルをブログ管理ツールとして使うのは限界があります。

もちろん、手っ取り早く使えるし、使い方もなれていますので、それなりには使えます。

でも、実際問題として、エクセルでは数字を入力するだけで終わっちゃうんです。エクセルで、きちんとデータを分析できるかというと、ちょっと疑問があります。

作業効率やデータ連携を考えると、エクセルでの管理は限界があると感じています。

なぜ限界があるのか、どこが問題なのか、エクセルなどの表計算ソフトでの複数サイト管理ツールの問題点を考えました。

エクセル管理のメリット

私もブログを始めて初期の頃は、エクセルで管理してました。

エクセルは前の会社でガンガン使い倒していたので、使い勝手の点でも問題なし。

PVやアドセンス、アフィリエイトの数字を日別で管理して、月ごとに合計を集計して、平均値を出したりしてました。

直感で表を作っていけることもあり、サイト数もそんなに多くない初期の段階では「まあ、こんなもんかな?」的に満足はしてました。

手っ取り早く数字を管理できる

エクセル管理の例

縦軸はサイト、横軸に日付を設定。PV、アドセンス、アフィリエイトを集計

サイト運営の管理でエクセルを使うメリットとしては、やっぱり「慣れている」とか「使い方を知っている」ということがあると思います。

とりあえず表計算ソフトだから、表を作るようにして縦軸と横軸を決めて、数字を埋め込んで行けば良いだけです。

ページビューやセッション、ユーザーの推移表なんかは簡単に作成できます。

数式を埋め込んで行けば、平均や前月比、その月の最大値や最小値なんかも分析できます。

グラフ化が簡単

グラフ化すると推移状況が視覚化できて今の状態を把握しやすくなります。数字の羅列だけではわかりづらいですからね。

エクセルなら、範囲を選んでグラフのボタンを押すだけで、グラフができちゃいます。

アクセスの推移や、アフィリエイトの発生や確定報酬の推移を把握するのも一発です。

配色やデザインなんかは、もうすでにかっこいい定型のものが用意されているので、気に入ったやつを選ぶだけ。私のようなデザインセンスのないダサ男でもそれなりのグラフができてしまいます。

毎日ルーティンでコツコツとデータを集積していけば、時間もそんなにかかりません。

短時間でそれなりのデザインのものが簡単にできるのがエクセルの良いところですね。

エクセル管理の限界

手っ取り早く使えるのがエクセルのメリットなんですけど、しばらく使っていると、だんだんモヤモヤした感じが出てくるんです。

実は、エクセルだとかなり大雑把な数字しか把握できないんです。そのため、どこが問題点なのか、どこをどうやって改善したら良いのかがいまいち把握しにくいんです。

サイトを増やすと、行や列はもちろん、数式を変更する必要があるので、エクセルの修正だけで膨大な時間が取られます。

ひとつやふたつぐらいのサイトを運営していればエクセルでも十分だと思いますが、これがもっと多くのサイトを運営する場合はエクセルだけでは早晩時間が足りなくなります。

データの比較がしにくい

エクセルは表が固定されているので、データごとの比較に制限があります。

データをデータベースに保存するわけではないので、分散するデータを自由に持ってこれないのです。

例えば、サイトごとのユーザー数・滞在時間・直帰率・ページ数を日にちごとの推移を見ながら、どのサイトが一番滞在時間が長いのか、あるいは滞在時間が短いのはどのサイトか、というのを分析するのはエクセルはあまり得意じゃないと思います。

これをやろうとすると、かなりの手間がかかります。

まずはデータを読み込み、VLOOKUPとかでデータを持ってきて、表の形式にして、罫線を引いたりなんじゃらやって・・・・・・・。とかなんとかやっているうちに、滞在時間のセルの書式が時刻じゃなくて、パーセンテージになっていたりしてそれを修正したり、見栄えを良くするためにセルの結合とか調子に乗っていると、表がガタガタになってきたり・・・・・・。

こんなことやってる時間なんて取れないですから、結局「まあ、いいっか」で終わり。

いつもどおりPVのデータを打ち込んで終了、というコースです。

PVが悪い数字だった場合、原因もよくわからず放置しがちになります。

計算式が膨大になって手に負えない

いろいろ細かく分析しようと思うと、項目ごとにいちいち表を作らないといけないのがエクセルのめんどくさいところ。

サイトごとの収益の中身を分析したい場合はどうなるでしょうか?

例えば、アドセンス、ASPごとの確定報酬、目標との比較、前月比といった表を作成します。とすると、これだけで表は4つ。ASPごとに分ける場合はもっと増えます。

データがすでにエクセルに入力されていれば、それらのデータを数式で持ってくる必要があります。ひとつひとつのデータの位置を指定して、足したり掛けたりする数式を入れないといけません。

数式をコピペすれば、パソコンでいいようにやってくれますが、それでもかなりの手間と工数がかかります。

サイトごとに分析する場合は、サイトが10個あれば10X4で表が40個必要になります。気絶するほど悩ましいです(Char)。

そして日が経つにつれて、設定した数式は忘却の彼方に。2〜3ヶ月経ってサイトを増やしたときに表を見返して、「あれ、この数式なに?」っていう羽目になり、思い出すのに数時間。

もちろん、そんな優雅なことはやってられません。

シート数が増えすぎて管理しづらい

私の場合、1シートがひと月で区切っていました。そのため12ヶ月分作ると、12シートもできてしまいます。

ファイルがどんどん重くなるし、時系列の変化を見ていくのにいちいちシートごとに切り替えて見ていかないといけないので、見るだけで時間がかかってしまいます。

そうなると分析どころじゃありません。

ただエクセルに数字を入力するだけで満足してしまうことになります。1銭も生み出さないので、はっきりいって時間の無駄です。

スクロールしないと数字が見えない

スクロールしないと全体の数字がわからない

エクセルでの数値管理って基本は表組みなので、たくさんの数字を盛り込もうとすると、自然に表のサイズが大きくなっていきます。

現在の状態がパッと一目でわかるのが理想ですが、エクセルでそれをやるのはかなり難しいです。

PVとかユーザー数の推移ぐらいならできなくもないのですが、サイト別にアドセンス、各ASPの確定報酬を月別および年別に見ていきたい場合は、とてもひとつの画面にはおさまりません。

ひとつの画面に収めようとすれば、考えに考えて情報を圧縮するか、複雑な数式を操ってグラフにするか。グラフにするといっても、個別の数値を入れるとグラフサイズを大きくしないといけないので、難しい部分があります。

逆に数字を入れないグラフにすると、増えているのか減っているのかぐらいしかわかりません。

自動化のハードルが高い

マクロとかVBAとか、難しいので無理です。

わかっている人なら良いとは思うんですが、プログラミングの知識がある程度無いとかなりハードルが高いです。

たしかに外部データの取り込みとか、VBAを組めば複雑なこともできそうです。

でも、VBAを一から勉強する時間が無いんです。

そんな時間があれば、1文字でも記事を書いたほうがお金につながります。

それにVBAがわかったとしても、1円にもならないんです。

ネットでちょっと検索しても、専門用語のオンパレード。

文系の私にはハードルが高すぎます。

私はあくまでブログを書いてお金を稼ぎたいんです。

修正がめんどくさい

エクセルで数字を管理していると、後から修正するのが非常にめんどくさい!

上の画像では、サイトごとに月別および年別でユーザー数の推移を入れる表だとしましょう。2019年と2020年までは作りました。でもその後2021年を追加しようと思ったら結構めんどくさいことになってしまいます。

行を追加して、数式も入れ直して、罫線も設定して・・・・・・。それをサイトの数繰り替えして・・・・・・。さらに関連するデータの数式にエラーがでていないかチェックして、エラーがでていたら修正して・・・・・・。なんてことやってたら、すぐに1日が過ぎ去ってしまいます。

エクセルの限界を埋めてくれるソフトとは?

私のオススメは、ファイルメーカーです。

ファイルメーカーについての感想は、詳しくはこちらの記事「ブログを収益化するなら、管理ツールはファイルメーカーが最強」で紹介していますが、もしエクセルでの管理に限界を感じたらファイルメーカーがおすすめです。

たしかにエクセルは、てっとり早く表を作れるし、関数を使いこなせば、それなりにはできます。

でも、所詮はやっぱり表計算ソフト。

データが複雑になればなるほど、手作業となる項目が増えていきます。自動化できる処理も限られています。

膨大な工数もかかるので、たくさんの記事を書かなければならないブロガーやアフィエイターにとっては、あまり実用的では無いと思います。

ブログ管理の場合は、数字として把握しておきたい項目がとても多いですからね。

それに、WEBの世界は技術がどんどん進歩しますし、業界のルールも頻繁に変わります。

ファイルメーカーであれば、後から管理項目を付け加えたりといったことも柔軟に対応できますから、ブログ管理ツールとしては、完璧なツールだと言えます。

データベースソフトは難しい?

とは言ってもファイルメーカーってデータベースソフトでしょ?

なんだか難しそう。プログラミングとか苦手だし・・・・・・。という方も多いのでは無いでしょうか?

ファイルメーカーなら、プログラミングの経験が無い方でも本格的なデータベースを構築できます。

それに、このブログでは、ファイルメーカーで実践的なブログ管理ツールを構築する講座もあります。操作画面を動画で見れるので、動画の通りに操作すれば、簡単に本格的なブログ管理ツールができてしまいます。

もし業者に頼めば数百万単位となるような管理ツールですが、自分で作ってしまえば、コストをかなり抑えることができます。

しかも、自分の手で作るので、好きなようにカスタマイズもできますし、次第にファイルメーカーの使い方にも慣れていき、ブログ管理ツール以外のシステム構築もできるようになります。

私も最初はみようみまねで始めて、試行錯誤を重ねて、今はブログ管理はもちろん、タスク管理やスケジュール管理、日記帳や年間計画までファイルメーカーで管理できるようになりました。

動画でわからないところは質問できますし、このタイミングでエクセルからファイルメーカーでの管理に切り替えてみようかな?という方は、是非講座をチャレンジしてみてください。

ブログ管理システム構築BASIC講座

ファイルメーカーでブログ管理ツールの作り方を解説する講座です。 複数ブログを運営されている方やブログ管理ツールを探している方におすすめです。 ステップ・バイ・ステップで解説していますので、初心者でもわ ...

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ファイルメーカーを使って、ブログ管理ツールを作ってます。サイト単位や記事単位のアクセス解析、記事検索、修正履歴、SERP対策に便利。 管理ツールの作り方講座もやってます。 仕事も絶賛募集中。