複数サイト運営 管理ソフトはどれにするか

サイト運営管理に最低限必要なデータとは

複数サイトを同時に運営するにあたって、最低限把握しておいた方が良いデータって何でしょうか。

よく考えてみるとかなりの量のデータが必要で、それを的確に分析するには確実な仕組み化が必要となります。

アクセス実績

やっぱアクセス数の把握は、基本ですよね。

実際にどのくらいの人がサイトに訪れているのか、サイト運営には欠かせない数字です。

できれば、サイト全体のアクセスとページごとのアクセスを管理したいですね。ページごとのアクセスを管理するとなるとエクセルでは無理なので、こちらのページ(エクセル管理のメリット・デメリット)で紹介しているように、データベースソフトの導入が必要でしょう。

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サイト全体でのアクセス実績

最低限取得しておきたいデータ

PV、セッション、ユーザー数、新規率、直帰率、平均滞在時間、ページ数/セッション

まずはサイト全体のアクセスはどうなっているかを把握するべきでしょう。

まあ、当たり前といっちゃ当たり前なんですけどね。

サイトの状態を把握するためにはどのデータも重要です。

平均滞在時間はアクセス増減に影響する重要な指標

一番最初に注目するのがやっぱりユーザー数ですね。この数字が安定していればまず問題なしです。

ちなみにユーザー数が下がる兆候が一番出てくるのが、平均滞在時間です。私も平均滞在時間は重要な指標として見ています。

滞在時間が短くなっている日が増えてくと、そのうちアクセスも下がる傾向にあります。つまり、ユーザーが欲しい情報とあなたが提供している情報がマッチしていないと言うことです。ユーザーは記事を読まないで帰っちゃうので、そのうちサイト全体が閑古鳥が鳴くようになります。滞在時間がゼロになる前に、早めの対策が必要です。

直帰率やページ数/セッションについても異常値が出てないか、いつもチェックしておくべきでしょう。特にユーザー数が下がり気味と言うときは、直帰率やページ数も悪くなっていることがあります。この場合も、情報のアンマッチがおきている可能性があるので、記事の内容をもう一度しっかり精査・修正するべきでしょう。

新規率はリピーターを把握するための指標として使えます。毎日チェックする必要はそんなにないので、月単位で見ていくと良いでしょう。

リピーターを増やすのは商売の王道ですからね。もちろんブログやWEBサイトの運営もいかにリピーターを増やすかにかかっています。リピーターを増やしていくことで、検索順位変動の影響を減らせるので、アクセスを安定させる要因にできます。

ページごとのアクセス実績

最低限取得しておきたいデータ

PV、セッション、ユーザー数、新規率、直帰率、平均滞在時間、ページ数/セッション

サイト全体の実績データを、今度はページ単位で見ていきます。

取得するデータは、サイト全体と同じで良いと思います。ただし、何百ページもあるサイトを複数管理するのは物理的に不可能なので、ランディングページでアクセス上位10〜50ページぐらいのデータを取れば良いと思います。

私の場合は一気にファイルメーカーに取り込んで、平均滞在時間に異常値が出たページをメインに修正しています。

ちなみにユーザー数が一人か二人ぐらいの場合、平均滞在時間がゼロ秒というケースは頻繁にあるので、そういうのはサラッと無視してます。修正が必要な場合は、何十人も訪問しているのに平均滞在時間が異常に少ないとき。こういったページは、その日のうちになにかしらの対策を打ちます。でもおもしろいことに、そんなページっていつも決まってるんですよね。

検索ワードの実績

最低限取得しておきたいデータ

検索クエリ、表示回数、クリック数、クリック率、平均検索順位

検索ワードの実績は、Google Analytics(Search Consoleとの連携が必要)から1週間分の検索実績データを毎日取得しています。

最初はGRCを回していたんですが、費用もかかるしGoogle Analyticsからのデータに変えました。最初は戸惑いましたが、今は完全に慣れてしまいました。

デメリットは検索順位の変動を察知するのが少し遅れること。GRCだと検索順位の変動はその日のうちに把握できますが、Google Analyticsからのデータだと1週間の実績なので、変動が数字に現れるタイミングが若干遅れてしまいます。

とはいえ、主要な検索ワードの順位が落ちれば当然該当ページのアクセスもガタ落ちするので、毎日検索ワードのデータを追っていれば、自然にどの検索ワードの順位が圏外になったのかはすぐにわかります。

私の場合はSearch Consoleを駆使して、検索ワードとページを紐付けしています。当該の検索ワードでヒットするページというのが一瞬でわかるようにしています。

そのため、検索ワードの順位に異常値がでれば、すぐに該当のページを精査・修正できるんです。そのため、圏外になってもしばらくすればまた元に戻りやすいです。もちろん戻ってこないときもありますが。

アドセンス広告実績

最低限取得しておきたいデータ

表示回数、クリック数、クリック率、ページRPM、視認確認率、見積もり収益額

私の場合は自動広告を採用しているので、個別サイトのデータを取得しています。

ページ単位のデータも一応取ってはいますが、気休め程度ですね。ページ単位のデータは、将来的にアドセンスの収益を上げたいときのために取っている感じです。

これからはアフィリエイト収益が厳しくなってくると思われるので、アドセンスからの収益はかなり重要。

Google Adsenseから実績データをメールで受け取り、ファイルメーカーに取り込んでいます。取り込んだ数字は自動的にグラフ化して、今月・前月・先月の実績と対比させています。

アドセンスは、サイトのアクセスが安定していれば収益も比較的安定しているので、とてもありがたいです。

ASPアフィリエイト実績

最低限取得しておきたいデータ

広告名、表示数、クリック数、クリック率、注文数、CV率、発生金額など

ASPのアフィリエイトに関しては、各ASPでデータの様式が違っているので、なかなか取得データを統一するのは難しいところがあります。

とはいえ、上記のデータはどのASPからでもすぐに把握できます。

CSVファイルでダウンロードしてファイルメーカーに取り込むことで、関連するデータと連携が可能となります。

例えば、アフィリエイト広告を掲載しているページのアクセス動向もすぐに把握できますし、どのページで広告の発生が多いのかもわかります。もっといえば、Aというページでは確定率が高いのにBというページは低い、というようなことも分析することができます。

アフィリエイト広告クリック実績

最低限取得しておきたいデータ

クリック日時、タグ名、タグ種類、ページ名、 URLなど

私が使っているWordpressテーマはAffingerです。Affingerのメリットは、プラグインを導入することで、アフィリエイト広告のクリック実績を把握できることです。

ASPのデータからではわからない、細部のデータを簡単に取得できます。CSVファイルでダウンロードしてファイルメーカーに取り込んでいます。

私の場合は、タグごとにデータベース化して管理してますので、どのタグがどのページでクリックされている傾向にあるのかがすぐにわかります。

データ収集頻度

どのぐらいの頻度で収集すべきか

「毎日」と「月単位」の両立てがベター

データ収集頻度は、毎日取得するのが基本。それとは別に、月単位でも取得した方が良いでしょう。

日単位でのデータは、毎日の動きが細かくわかりますが、大きな流れはよくわかりません。月単位でもデータを取得しておくことで、だいたいの流れがわかります。

日単位で積み上げれば月のデータにはなりますが、月ごとのデータを持っておけば、もし日単位のデータに間違いがあったときにすぐに気づくことができます。

そしてデータのチェックは、やはり毎日やったほうが良いと思います。できれば、朝一番のタイミング。習慣化するのが一番です。

このページにあるデータをエクセルで取得して分析すれば1日仕事になりますが、データベース化すれば30分もかかりません。

できるだけ自動化する

コツはできるだけ自動化して、時短することです。

私の場合は、Google Analyticsとアドセンス関係はすべてメールで定期的に受け取るように設定しています。

APIで取得する方法もありますが、ちょっと敷居が高いので簡単なメール送付形式にしています。メール送付の方が簡単ですが、配信時刻が不安定なことが多いデメリットも。今後APIで取得できるように勉強しないといけないです。

受け取ったデータは、自動的にPC内に取り込まれて、ファイルメーカーでワンクリックでデータ化されるように仕組み化されています。

ASPのデータはなかなか自動化が難しいので、各ASPのサイトに行き対象アフィリエイト広告の実績をCSVファイルでダウンロードしてからファイルメーカーに取り込んでいます。

自動化の仕組み自体は、プログラミングの知識が無い私でもできているので、誰でもできると思います。ちょっと試行錯誤は必要ですが。

仕組みというのは、構築するまでは非常に面倒ですが、一度仕組みとして動き出せば、作業が非常に楽になります。

分析に時間をかける

データ収集したからと言って、それ自体はお金を生み出しません。

では、なにがお金を産むのかというと、分析すること。

収集したデータを分析して、サイト改善するためには何が必要かを見つけ出すこと。そして、実際に改善すること。改善した結果が効果が産めば、それが他のサイトでも応用できないかを考えること。効果無いなら、他のやり方を考え出すこと。

これって言うのは簡単ですけど、実際にやろうとするとかなり難しいです。

なぜなら仕組み化されていないから。サイト運営に関するあらゆるデータを一元管理できるツールが無いとなかなか効率的に分析して、ノウハウ化できない。

その肝心のツールって結局自分仕様にカスタマイズできるものになります。それができるのがファイルメーカーなんです。

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